坂の上のさかもと

いくつになっても好奇心旺盛。やりたいことやったもん勝ち、生きてるのなら。

自作キーボード沼にハマった

こんにちは、さかもとです。

今年2023年に自作キーボード(マクロパッド)をいくつか作成し、みごと自作キーボード沼にハマりました。

作成したマクロパッド、キーキャップ、購入済みのキット等をまとめておきます。

 

自作キーボードを作ろうと思ったきっかけ

これ、正直覚えていないのですが、たぶん知人が自作キーボードを作っているのを見て興味を持ち始めたのだと思います。

Twitter(現X)で自分の過去発言を検索すると、これが最古の自作キーボード関連の発言のようです。約4年前です。

おそらく「自作キーボード作れる店」は遊舎工房の工作室のことです。

工作室ははんだごて等の必要道具は一通りありますし店員さんに質問もできるので、このように少し興味を持った人が自作キーボードに手を出すいいきっかけを作ってくれている気がします。

ちなみにわたしは道具を一式所有しているので工作室は利用したことありません。いつか利用してみたいです。

 

今までに作った自作キーボード

今までに作った自作キーボードについてまとめておきます。

どれも初心者にあっているものでした。

hifumiキーボード

『ここからはじめる自作キーボード』という本に同封されている6キーのマクロパッドです。

本に記載されている手順に従って作成でき、QMK farmwareの使用方法も記載されているので初めに買っておいてよかったです。

ちなみにわたしは誤ってコンスルーをPCBにはんだ付けしてしまい、真ん中の列のキースイッチがはんだ付けできなくなりました。コンスルーってはんだ付け不要なんですね、便利!

はんだ付けできなくなった箇所は、スルーホールをはんだ塞ぎ、キースイッチの足が地丁度当たるようにしてなんとか動かせました。

ここからはじめる自作キーボードshop.yushakobo.jp

Quick Paint

イラストレーター向けの左手デバイスです。

こちらはLED無しならはんだ付け不要、組み立てるだけで完成するものです。

わたしはLEDをつけたのではんだ付けしました。

ケースがセットなのと、平行ロータリーエンコーダーに惹かれ購入しました。

たま~に絵を描くので、CLIP STUDIOのショートカットを割り当てており、普段はレイヤーを切り替えてテンキーとして使用しています。

はんだ付け不要、ケース付きなので、自作キーボードが初めての方でも手が出しやすいマクロパッドだと思います。

Quick Paintshop.yushakobo.jp

Baumkuchenマクロパッド

遊舎工房のフリーマーケットでPCB購入しました。

お値段なんと100円…!

バームクーヘン型のリバーシブルPCBを破格の値段に惹かれて購入しました。

PCBのオレンジ色に合わせてキーキャップも同系色のグラデーションにしてみました。

ケースはアイロンビーズを使用してバームクーヘンカラーのケースを作成しました。

現在は1000円で販売中です。

takashicompany.booth.pm

Monokey

これは、BOOHTで上記のBaumkuchenマクロパッドを購入した際におまけでついてきたものです。

名前の通り、1つだけのキーです。ボールチェーンを通せる穴が開いているのでキーホルダーとしても使用出来ます

1キーだけで何を入力しようか考えた結果、「ネコと和解せよ」と入力されるキーボードになりました。

キーキャップも猫仕様にしたいですね。

BOOTH等での販売はしていないようです。

※追記

制作者のtakashicompany様より、リアルイベントやBOOTHのboost(上乗せ)特典で配布しているとの情報をいただきました!

 

購入してあるキット

うわ、このキーボードキットめっちゃいいじゃん!

って思って気づいたら遊舎工房の通販で購入していることありますよね。

放置しているのではなく、その子に会うキースイッチ、キーキャップを吟味していることろなのです。

Chavdai40%

40%の一体型キーボードです。

PCBにマスキングテープを貼ることで見た目のカスタマイズができるという可愛らしさに惹かれて委託開始した初日に購入しました。

10cm幅のマスキングテープだと1回で綺麗に貼れるようです。

今は自分好みのマスキングテープを探しているところです。

それから、せっかくマスキングテープを使うのだから、衣替えのようにマスキングテープの張り替えをしたいと思っていて。

マスキングテープを貼り変えるためにはキースイッチとスタビライザを外す必要があるので、Mill-Maxを使用したキースイッチのソケット化を考えています。

作成したら記事を書きたいと思います。

【委託】Chavdai40%shop.yushakobo.jp

作ったキーキャップ

レジンを使用してキーキャップをいくつか作りました。

もともとジェルネイル(UV,LEDライトで硬化させるネイル)を趣味でやっているので、LEDライトや筆、やすり等は持っていました。なのでキーキャップのシリコンモールドとレジンと着色剤だけ追加購入しました。

麻雀配キーキャップ(東南西北)

白いキーキャップに文字を描きました。一発描きの手書きです。

いつかBOOTH等で販売できたらな~と考えています。

文字等細かい線にはレジンや一般的なジェルネイルは向かないので、ライナージェルと呼ばれるものを使用します。

今回使用したのはこちらのONI Liner黒です。

文字を描いた後はノンワイプトップジェルでコーティングしました。

ムラのない真っ白なレジンを作るのが難しかったので、モールドの壁面を白いジェルネイルで塗って硬化してから、中に透明なレジンを流し込む方法で作りました。

牌の裏側の色まで再現したのがこだわりポイントです。(市販の麻雀牌キーキャップは白一色だったので)

使用したシリコンモールドはこちらです。

基本的なサイズがセットになっているのでおすすめです。

軸パーツと本体パーツをぴったり合わせないと軸が曲がるので、そこは注意が必要です。

だんご大家族キーキャップ

CLANNADというゲームに登場するキャラクター「だんご大家族」をつけたキーキャップです。

100均に売っている球型のシリコンモールドにレジンを7分目くらいまで入れて作りました。

顔はジェルネイルで描きました。3色並べると可愛いです。

CLANNAD好きでほしい方いたらプレゼントしたいですね。

今後やりたいこと・まとめ

自作キーボードってほんと沼・・・

オリジナルキーキャップ作成

モールドを使用したキーキャップのほかに、3Dプリンタを使用したオリジナルキーキャップの作成をしたいです。BOOTH等での販売も視野に入れています。

3Dプリンタは持っていないので、DMM.makeの3Dプリントサービスを利用することになります。

ちなみに、3Dモデリングの経験は全くありません・・・。

Blender等の3Dモデリングソフトの使い方はネットにたくさんあるので、どうにかなるでしょう。

キーボード設計

やはり、ひとつくらい設計からやってみたいですね。

サイズが大きいとコストがかかるので、さすがにマクロパッドになると思います。

3D同様、電子設計の知識は全くないのですが、知識ゼロからキーボード設計している方 もちらほらいるみたいなので、きっと大丈夫です。

頭の中には完成図があるので、それを形にしたいです。

運指の強制

自分の運指を意識してみると、むちゃくちゃすぎることがわかりました。

このままでは分割キーボードもろくに使えないので、ある程度矯正したいです。

わたしの運指のむちゃくちゃ加減については、また別の記事で描きたいと思います。

まとめ

自作キーボードに手を出したときは、こんなに沼るものだと想像していませんでした。

キースイッチの種類の豊富さ、個性的なキーキャップ等、興味をそそられるものが多すぎます。

しばらくはこの沼に浸ることになりそうです。

自キ友、絶賛募集中です。

 

この記事はChoco60 rev.2を使用して書きました。